音楽

Good music / カフェ店主の音楽雑記

こんにちは。
今回は、音楽の話題です。

カフェや料理店などの飲食店に行くと、多くの店で音楽を流されていますね。
お店によって、音楽のジャンルや音の大きさに個性があって面白いです。

音の大きさ

僕の店では、あえて音は大きくはしていません。

店の周りはとても静かで、時もゆったり流れる感じです。そして風の音、鳥のさえずり、雨の音色、など自然界にある音が心地よく聞こえるので、音楽は邪魔にならない程度の音量を心掛けて、自然界の音とバランスをとるようにしています。

お二人さん以上でご来店され会話が楽しく弾むときは、「あっ、そう言えば音楽流れていたかな?」程度の音量と言えるかも知れませんし、
逆におひとりでご来店で音楽好きな方ですと、適度な音量で温かみのある自然な音の響きを楽しんで頂けるかと、思います。その良い音の秘密は、天井から吊るした2つのスピーカーにあります。

実はこのスピーカー、大手音響メーカーの作品では無くて、ご夫婦お二人で経営されている奈良県の小さなお店の作品なんです。

面白い形をしていますね。12面体です。

それぞれの面で低音域・高音域をうまく配置し、音の方向性がなくてなお且つ、クリアなサウンドが出るように改良された無志向性スピーカー。

自然の音は、発生源から無志向にバラバラに音が広がっていくものなのですから、とても自然に近い音がします。

音楽のジャンル

店で流している音楽は、「日本人ミュージシャン」と「海外ミュージシャン」の比較をすると、およそ7割は日本人による演奏です。ご来店された経験のある方は、えっ?と意外に思われるかも知れませんね。楽器別では、ピアノ・ギターなどの曲が多いでしょうか。

意識しているのは、「あまり趣味趣向が偏らないように」ですが、音楽を好きになったきっかけのミュージシャンが、ビートルズだったので、ややビートルズ関連の曲が多くなっているかも知れません(笑) (ビートルズの原曲をそのままかける事はほとんど無いですが)

クラシック音楽や映画のサントラ盤、日本の伝統的な曲を流すこともあります。
高橋竹山(初代:たかはし ちくざん 津軽三味線)など、とても良いです。

あとは、コーヒーにちなんで、ボサノヴァ(Bossa Nova ブラジル)です。
カフェにはしっくりくる定番です。

アントニオ・カルロス・ジョビン

リオデジャネイロ出身のブラジルを代表する音楽家。有名なイパネマの娘(1962年)は、スタンダードナンバーとして多くのミュージシャンにカバーされていますね。

 

思い出

音源は、i pad を使っての Apple Music や CDです。快適です。
アンプはマランツ(Marantz:米国)を使っています。

それにしても、ストリーミング配信など飛躍的に技術が進歩しましたね。

僕が十代のころは、アナログのレコード盤しかなくて、中学生になると珍しいレコードを求めて、繁華街にある大きなレコード店に自転車を30分ほど走らせて通うようになりました。階段を登って店の2階に上がると、洋楽レコード売り場がフロア全体に広がっていて、その一角がアルファベット順に並んでいる輸入盤コーナー。国内版より安かったので、時々買っていました。(多くは歌詞カードや解説はついてなかったですけど)
今も自宅では、レコード盤を聴くことがありますよ。

中学校に上がる前、小学生のころは繁華街に行くことは学校で禁止されていて、「そんなとこ行ったら、ことりにとられるで!」とよく、親や祖母に言われたので、中学生になって京都の四条や三条の賑やかな場所に行くのがワクワクして、好きなレコードを買える喜びと混ざったような楽しい思い出があります。

ところで、

ことりにとられる とは何の事でしょうか?

この答えが分かるのは、ある程度年配の方だけかな?と思います(笑)

答えは、とられる=さらわれる という意味です。ことりは、小鳥 ではなくて、子取り・子盗り・子捕り に、という意味です。

例えば、自分や近所の子が、近くの公園や路地なんかで、日が暮れてすっかり暗くなるまで遊んでいたり、遠い繁華街(治安がよくなさそうな所)に行くようなことが無いように、注意するために使われた言葉です。悪いひとに誘拐されてどこかに連れていかれるよ、をいう意味ですね。凄い表現というか面白いというか、なつかしい昭和の香りがしますね(笑)

mozu

 

店の前にやって来た小鳥(ジョウビタキ オス)