自然

寒さに強いパンジー | 美しい花を長く楽しむには?

こんにちは。

久しぶりに花の写真Facebookに投稿してみました。
元々Instagramでは、花の写真ばかり投稿していて、「なんで室内は撮らないのですか?」と質問されたくらいですが、冬になると多くの草木が落葉して店の庭が寂しいので、つい店舗の写真が多くなっていました。でも、久しぶりに外に出て一眼レフカメラを構えてみると、やっぱり楽しい気分になりますね!

上の写真はパンジー。寒さには強いですよ。昨年はマイナス8℃まで最低気温が下がったり、雪に埋もれた期間もあったのですが、春~初夏まで元気に育ちました。

パンジーはとても丈夫なので、みんなが知っている花ですが、お薦めです!

育て方ポイント

パンジーを例にきれいな花を楽しむためのアドバイスを少し。
昨年末に、パンジーの苗を園芸店やホームセンターで購入して、店の花壇(一年草エリア)に植えました。テーブル席からよく見える楕円形の花壇です。(実は施工当初、最も水はけが悪く改良に手間がかかった場所なんです)

植え付けしたら、水をしっかりやります。

僕は毎週、店の営業のために、週末に訪れて、まず花壇を見ます。
チェックするポイントは、鹿に花が食べられてないか?です(笑)(いつも少しドキドキします)

何事もなかったらほっと胸をなでおろして、する事はひとつだけです。それ以外はしません。

次々ときれいな花が咲いて楽しめるように、
実行していることは、「花がらを早めに摘む」ことです。

花がらというのは、花が咲き終わって萎れてきた状態と考えてください。そのままにしておくと花びらは全部落ちて、植物は子孫を残そうとタネを作ります。この過程にエネルギーが必要となります。

「花がらを摘む」というのは、この過程に必要なエネルギーをカットして、違うことに植物のエネルギーを向けるという目的に主に行います。そうすると、余ったエネルギーは、次の花を咲かせようとすることに注がれて、早く蕾が出来ます。例えて言えば、若々しい青年期のままの状態が続くということになります。新しい葉が生い茂って成長の勢いが持続されるので、ホームセンターや園芸店で買ってきて植えたときよりも、大きくなったな、と感じると思います。

パンジーの場合は、花びらが萎れてだらんと垂れてきていたら、花がら摘みのタイミングです。ちょっと可哀そうな気もしますが、花茎の基からハサミで切って下さい。

しい花を長く楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 

 デイジーです。パンジーと一緒に植えました。

 

 

 

 

 

 

 チューリップです。昨年春の撮影。後ろに芝桜も咲いています

パンジーの花がらを摘むのが面倒と感じる方もいるかも知れませんね。
何か他のもの、冬ならクリスマスローズや球根類のスノードロップなどはいかがでしょうか。これらは店の庭でも育てていますので、またブログで紹介します。

それと、ガーデニングには無理は禁物。
「少しだけがんばってみる」感じがいいと思います。
世話をする時間3 眺めている時間7 くらいでまったりといきましょう。