こんにちは。
きょうは、ボウリングの話題です。
ボウリングは、家族や友達と気軽に出来るスポーツなので、一度はやったことがある人が
多いのではないでしょうか。ボウリング場に行けば、靴やボールが借りられて室温も快適。
雨の日も濡れずに楽しめるのが魅力です。
それに、あまり経験がなくてもボールは転がすことが出来て、何本かピンは倒すことが出来るので、初心者の方でも楽しめるスポーツです。
でも、そこからある程度上達するには、他のスポーツ同様いくつかのポイントがあります。
ここでは、初めはスコア90ほどしか出なかったが、先輩に教えてもらってコツをつかんで、平均して170~180点を出せるようになった僕なりのアドバイスをお伝えします。
試してみてください
3つ例をあげます。あなたは普段どんな風に投げていますか?
ひとつ目
力いっぱいボールを投げてしまう。
がんばろう!と思ってボールを持った方の腕に力をいっぱい込めて投げていませんか? 僕もはじめはそうでした。確かにスピードは出ます。
でも、良いときと悪い時のムラが目立ってコントロールが安定しません。安定したスコアを出すには腕の力だけに頼った投げ方はおすすめ出来ません。
腕は脱力しよう
肩から肘や手首にかけて力を抜くと、ボールの重さで腕が振り子のように振られてるのが感じられます。そのままその流れに任せていいのです。ぶらーんとさせておいて、前に足を踏み出して着地してから、ボールをレーンに置くように投げてみて下さい。踏み出した足に自分の体重がかかります。
腕は「振る」というよりは「勝手に振られる」イメージです。
2つ目です。
手のひらを上にして投げてませんか?
ボールを離す瞬間に、手のひらを上にしてポイっと投げて転がすとコロコロとレーンを転がってピンに近づいたあたりから右に曲がってしまうことがあります。
この傾向がはっきりある人はちょっと掌を見つめてください。親指はどちらを向いていますか。ボールが真っすぐ進まず曲がってしまう方向と似ていませんか?
ボールは親指の向いている方向に進む、と考えましょう。
握手の手で投げよう
この記事を読んでいるその場で試してみましょう。
まず、利き腕の手で握手をする形を作ってみて下さい。はいそうです。親指はどの方向を向いていますか?右利きの方は、時計の針(短針)でいえば、およそ11時~12時の方に親指が向いているはずです。
実際にボールを離すときもこの形で離してください。少し違和感があるかも知れませんが、試してみてください。ボールが真っすぐかナチュラルにフックするよう(曲がる)になりますよ。
3つ目です。
ピンを見てボールを投げる
えっ!? 驚かれた方もいるかも知れません。もちろんレーンに立って構えた時はよくピンを見て、ボールをどのピンに当てるべきか?考えてください。
でも、投球動作に入ってボールを離すタイミングでピンを見つめると、ピンとの距離が長く遠くに感じませんか?少し視線も上がってコントロールよく投げるのは難しく感じるのではないでしょうか。
スパッツを見て投げよう
ボウリングのスパッツというのは、レーンに付いている▲の印のことです。ボールを離すタイミングで▲を意識してください。▲はピンの位置よりも手前にあるので、視線が下がって狙いやすくなります。そこを通過させるイメージです。
ボールがスパッツを通過(または▲と▲の間を通過)して真っすぐ進めば、狙っていたピンに当たる、という理論です。スパッツは7箇所あります。ストライクを狙う1投目、スペアを狙う2投目、当てるべきピンは違うことが多いので、ボールを構えたときに考えましょう。慣れればコントロールがつきますよ。
以上です。もちろん他のスポーツと同様、細かい理論に裏付けられた上には上の世界はありますが、「家族や友達と気楽に楽しまれる方々」の助けになれば嬉しいです。そして無理なくゆっくりと上達しましょう。
また次回にも記事を書いてみたいと思っています。