こんにちは。
正月三が日が過ぎて、町は普段の姿に戻ってきましたが、
関西では、正月休み~仕事始め~「えべっさん」という流れがあって、
何やらまだ年初めの新鮮さが残っている感じがします。
京都恵美須(ゑびす)神社
えびす神社は、全国に数多くあります。その内、西宮神社(兵庫県西宮市)、今宮戎神社(大阪市)、京都ゑびす神社(京都市)が、日本三大ゑびすと呼ばれています。
僕は、仕事を終わることが出来た年には、できるだけ京都ゑびす神社に行って参拝をしています。京阪電車の「祗園四条駅」で下車し、ごった返す四条通りの南側の横断歩道を渡って祗園方向(東へ)に進むと、400年の歴史を持つ日本最古の劇場 南座がみえます。
写真は、改修工事が完了し、「吉例顔見世(かおみせ)興行」恒例のまねき上げが行われた「南座」の様子です。その南座前を通り過ぎ、ひと筋目の大和大路通りを右に折れます(南へ)。商店や出店の明かりに照らされて、去年の福笹も持って向かう人、新しい福笹を持って帰路に着く人、大勢の人々が行き交います。えべっさんに来たなぁ、と感じます。
しばらく歩くと建仁寺(けんにんじ)の本坊に通じる場所に差し掛かります。建仁寺は皆さんご存知の「風神雷神図の屏風」を所蔵している京都で最古の禅寺(ぜんでら)です。そこから少し歩き、出店からの威勢のいい声を受けながら京都恵美須(ゑびす)神社の鳥居をくぐります。
境内は、TV局のスタッフや福笹の授与を受ける方々の列で熱気に包まれています。
参拝後、神社を出てすぐ南を見ると、建仁寺の塔頭(たっちゅう)寺院のひとつで今年の干支 イノシシ が祀られている摩利支尊天堂(まりしそんてんどう)があるので入ってみました。
禅居案(摩利支尊天堂)
ご本尊(仏像や絵)は普段は見ることは出来ないのですが、今年は亥年なので1月はご開帳されています。祀られているのは「摩利支天」(まりしてん)。開運勝利のご利益で知られており、イノシシは摩利支天に仕えている動物です。
狛亥だけではなく、絵馬やおみくじもイノシシにちなんだものになっていますよ。
参拝時に、「鈴の緒を両手で持ったまま手を合わせてお祈りしてください。摩利支天と繋がります。」とお寺の方に説明していただきました。
禅居庵を後にして南に行くと歩行者天国が終わりとなりますが、もう少しこの辺りを散策してみました。途中で左(東)に曲がると、
銭湯がありました。
昔ながらの銭湯ですね(入浴料430円)
僕の子供の頃は家に風呂がなかったので、銭湯通いをしていました。いつも行っていた銭湯では、湯船に浸かりながら鯉や鮒が泳いでいるのを見れました。(湯船の中に鯉や鮒はいませんよ(笑)大きな水槽の中です。)
今でも銭湯は大好きです。よく行きます。
銭湯を後に、「和風建築の小中学校」横の路地から五条通りに抜けました。
帰りは右(西に)折れて、鴨川手前の京阪電車「清水五条」を利用することが出来ます。
外国人観光客向けのAREA MAP (エリアマップ)には、京都を9つのエリアに分けて案内がされているものがあり、多く利用されています。
NORTHWEST KYOTO NORTH KYOTO ARASHIYAMA
WEST KYOTO DOWNTOWN KYOTO KYOTO STATION AREA
HIGASHIYAMA SOUTHWEST KYOTO FUSHIMI