こんにちは。
前回の記事、音楽に続いて今度は「映画」の話題です。
映画館の数
最近の映画館は、すっかり複数のスクリーンがあるシネマコンプレックス(複合映画館)が主流となりましたね。皆さんも時々は足を運ばれて楽しまれているのではないでしょうか。
一方、従来の型の映画館(1つのスクリーンがある)の現象は著しく、シネコンと合わせても映画館の総数は1965年には6537館あったのが2017年末には1475館までと、8割近く姿を消したことになります。(厚生労働省統計による)
ただ、スクリーンの数は2000年くらいを境に増えています。映画館に行くと、邦画・洋画問わずたくさんの作品が上映されていて好きな映画を選べる、シネコンが増加してスクリーンの数は増えたからですね。
とは言え、かつては小さな地方の街角にもあった映画館が少なくなったのは、寂しいな、と個人的には思ってしまいます。また、シネコンで観るのは快適なのですが、大手制作会社の話題作ばかりで占められていて、「見たい映画がやっていない」と思うこともよくあります。
最近見た映画
僕は最近、自宅のTVで映画を見なくなってきていて、ドキュメンタリーや日本・アジア・欧州のマイナーな映画を上映している遠くの映画館に行くこともありますが、ショッピングモールなどに併設されている近くのシネコンに行くことが、やはり多いです。
2018年は、ミュージカルの「ザ・グレイテスト・ショーマン」(Theme Greatest Showman) が楽しめました。批評家の評価は分かれていますが、小気味いいスピード感、ソウルフルな歌と踊りは、往年のミュージカルとは違った新鮮な魅力に溢れていて多くの方が楽しめる映画だと思います。「ラ・ラ・ランド」(LA LA LAND)に続いてミュージカルの新作が相次いで封切られて、昔みた懐かしい「ウエストサイド物語」「雨に唄えば」「シェルプールの雨傘」などをつい、思い出すことも多かった一年でした。
映画館で初めてみた映画
僕が映画館で映画を見始めたのは中学校になってからです。
赤い手すりのエスカレーターで2階に上り、入場料400円を支払って2本立てを観ましたが、何の映画だったか?はっきりと憶えていません(笑)
アメリカ映画だったのは確かなのですが、次の中のどれかだと思います。
- スケアクロウ(ジーン・ハックマン / アル・パシーノ 主演)
- 狼たちの午後(アル・パシーノ 主演)
- タクシードライバー(ロバート・デニーロ 主演)
あまりロマンチックではないですね(笑)
僕の義父母は昔、ローマの休日がTVで放映されると子供たちも巻き込んで欠かさず見ていたようです。
20~30回見た!(見さされた)と妻から聞きました(笑)
ローマの休日は、王女と新聞記者の偶然の出会いから始まるイタリアのローマを舞台にしたロマンチックな物語です。
この映画でアン王女を演じていたころのオードリーヘップバーンは、眩い魅力に溢れていましたが、晩年のオードリーのさまざまな活動は、それ以上の輝きであったと思います。
As you grow older you will discover that you have two hands,one for helping yourself, the other for helping others.
(年を取るにつれて、2つの手があることに気が付きます。ひとつは自分を助ける手、もう一つは他の人々を助ける手です。)